明日葉の栄養価とカルコン成分

「夕べに芽を摘んでも、明日に芽がでる」といわれる“明日葉”ですが、成長がはやく、ケールや大麦若葉についで青汁の原料としてよく利用されています。

原産地は“八丈島”や“伊豆大島”などの温暖な地域で、セリ科に属する植物です。
味の方に多少のクセはあるものの、栄養価の高い野菜として、おひたしなどの食用にも利用されています。

ケールや大麦若葉と比較しても、明日葉の栄養価は高く、食物繊維やビタミンB1、B2、ミネラルなどを多く含んでいる植物です。

加えて、明日葉の根や茎の部分には、「カルコン」といわれる黄汁の独自の成分が含まれています。このカルコンはポリフェノールの一種ですが、めぐりが気になる方やスッキリを実感したい方にも期待がされています。

ケールや大麦若葉の青汁と比較すると、明日葉を主原料にした商品の数は少なめですが、カルコンの成分を多く含む根や茎ごと使用されているものや八丈島産を使った商品に人気があります。

また、明日葉は味にクセがあることで知られていますが、抹茶風味で飲みやすい商品なども多くなってきています。

スッキリに役立つ食物繊維も多く含まれていますので、美容が気になる女性の方は、明日葉が原料の青汁を選択するのが最適といえるでしょう。